非婚姻同居の統計は、5年毎に行なわれる国民・住宅調査(1975年より)にしかなく、しかもこの調査は無回答率が高いことや1990年以降実施されていないことなど、正確なデータに欠けるものである。しかし、1975−1990年にかけては、婚姻によるカップル数は約10%減少し、逆に非婚姻カップルは約3%増加したことが指摘される。30歳以上の年齢グループでは、婚姻による同居が最も一般的であり、非婚姻同居はそれ以下の年齢グループに集中するものである。ただ、ほとんどの非婚姻カップルが向こう2年間に結婚する予定だと述べており(Familj och arbete,1992 in SCB 1992:2.「調査“Familj och arbete”1992年秋と1993年春、統計局(SCB)によって実施されたインタビュー調査で、23、28、38、43歳の女性と28、33、43歳の